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ホーム|作者から選ぶ: 大日向さんの古伊万里盃洗
商品詳細
盃洗

盃洗[A05-1114]

販売価格: 35,000円 (税込)
数量:
高さ 13.2cm 径 16.2cm
送料タイプC


明治時代の作

ご案内

骨董の器づかい




たこ唐草模様の染付けの器にドイツパン、独特の鮮やかな藍色が印象的な明治の印判の中皿にはトマトとチーズ、又大皿にはスパゲティーの盛り合わせ、艶やかな色絵の色彩が特徴の取り皿にチーズケーキ、そして、染付の洗練された草花文様の鉢に入れた巨峰のぶどう。

日常の生活の中に、ちょっと意識することで、さりげなく骨董の器を使える優雅なひと時を持ちたいと思うのは現代人の習性なのだろうか。
肩に力を入れない、普段使いの素朴な骨董の器も洋と相性が良いと言えるでしょう。



憧れの器との出会い





約30年前、雑誌で見た骨董使いのテーブル・コーディネイトが最初の骨董との出会いでした。 古伊万里などの器の使い方ひとつで、こんなにも食卓を豊かに出来るものなのだと感心したものです。

そして私も骨董の器を使いこなしたいと・・・。
その後、その時使われていた器と同じものを手に入れることができ、器の蒐集に火がつき、高じて骨董店を営むようになりました。

2005年には「和骨董のあるナチュラルな暮らし」(成美堂出版)の表紙でも紹介されています。



古伊万里の知識




古伊万里とは、大まかに言えば江戸時代の有田焼のことです。
佐賀県の有田で作られたやきものは、有田から北へ十数キロの伊万里港へ運ばれ、ここから全国へ出荷されました。したがって各地の消費地では有田焼ではなく伊万里焼と呼ばれました。

しかし明治の後半には有田に鉄道が通り、直接消費地に出荷されるようになったため徐々に有田焼と呼ばれるようになりました。


また古伊万里の「古」は古い時代を意味し、人によっても見解の相違はありますが、江戸時代に作られたことを示す表現だといえます。


古伊万里の定義を厳密に考えると、有田周辺で作られた志田焼(塩田町)・吉田焼(嬉野町)・筒江焼(山内町)・市の瀬焼(伊万里市)などの
ことを論じる必要があります。こうしたやきものは有田焼と同様に伊万里港から積み出されたため、古伊万里の中に含まれています。あくまでも有田はその代表という位置付けです。

古伊万里の特徴は、素地が白くて硬い磁器であること、文様は藍色の下絵付けと赤・黄・緑・金などの上絵付けによってなされ、白地に鮮やかな装飾が映えます。藍色で絵付けされたものを染付、多彩に絵付けされたものを色絵と呼んでいます。もっとも古伊万里らしい色調は、白地に藍と赤と金の組合せです。

こうした豪華絢爛たる古伊万里は国内で愛好されただけでなく、遠くヨーロッパまで輸出されて王侯貴族を魅了しました。

江戸後期の窯場(皿山)の様子を伝える染付有田皿山職人尽図大皿(部分)。
中央に成形、絵付け、絵具すり、商談風景が描かれ、周囲に採石、粉砕、水簸(すいひ)、検品、素焼き、本焼、施釉などの工程が配されている。(有田陶磁美術館蔵)