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商品詳細
和室用蚊帳

和室用蚊帳[H02-2010]

販売価格: 58,000円 (税込)
この商品にはバリエーションがあります。以下から選択してください。
選択内容によっては、販売価格が変わる場合もあります。
サイズ:
数量:
送料タイプB


天然素材の麻100%、カラミ織り、色は生成りです。
木製リング・調整紐付き
高さはすべて200cmとなっております


* ご注文後の生産になりますので、ご了承ください。
ご案内




蚊帳のお話、その一



蚊帳はもともと日本にあったものでなく、大陸から渡ってきたもので、唐の時代に奈良の都に広がった。その当時の蚊帳は絹や綿でできていた。 色は生成り色であった。
時代進んで、室町時代になると近江商人たちはこの高温多湿な日本に合うように蚊帳を麻製のものとして、日本独自の蚊帳が出来上がっていった。

寛永三年(1626年)の夏、西川二代目甚五郎は蚊帳の荷を背負って近江から江戸に下る途中、あまりの暑さに大樹の陰で憩ううちに、いつしか夢の中で、緑のつたがらすが、一面に広がる野原にいる自分に気付いた。
生き生きとした若葉の色が目に映えて、気分はまるで仙境にいるようだったという。「夢」から覚めた二代目は 「これだ!」と思わずひざを打ち、見たばかりの夢のイメージを蚊帳に再現することを思い立つ。

「寝る時も、目覚めた時も涼味あふれる緑の中にいると思えば、蚊帳を使う人の気持ちを和ませ、爽快な気持ちにさせることができる」と二代目は考えたのである。
近江蚊帳は、このようにして萌黄色に染められ、紅色の縁取りをされて登場した。





蚊帳のお話、その二



蚊帳は日本人に愛され続けてきたが、それでも麻の蚊帳は高価なもので、庶民の蚊対策には  紙でできた紙蚊帳が用いられ、麻の蚊帳はまさに高嶺の花であった。時代は進み、第二次大戦後には化学繊維の蚊帳も登場するが、さまざまな要因から蚊帳はその姿を消すようになった。 そんな蚊帳に菊屋は勢いを与え、再び市民権があたえられるようになった。

しかし、ここに蘇った蚊帳は従来の蚊帳とはまったく異なった蚊帳でありその名を菊紋和蚊帳 (きくもんなごみがや)という。菊紋和(きくもんなごみ)は平和で仲良く、お互いの幸せを祈ることが できる自然と調和した商品についた商標です。菊紋和蚊帳の中で、人々は大自然に抱かれたように至福の眠りが得られることでしょう。



今に蘇るカラミ織りの蚊帳



余分な水分を吸収・発散して湿度を調整する麻。通常の室温と比べて「蚊帳」の中の体感温度は2?3度低いとも言われます。
古来よりこの素材特性を活かして培われてきた「眠りの技術」がいま見直されています。 睡眠中のエアコンの 使用が、人体に不自然なことは言うまでもありません。 健康な体を育む「眠り」のための空間は、自然素材で あるべきです。

また「蚊帳」による殺虫剤の使用制御が、アトピーや喘息に良い効果も認められています。
「菊紋和蚊帳」は、従来の平織りではなく、縦糸を絡ませながら横糸を固定していく新しいタイプの麻100%の蚊帳生地となっています。
私どもは、カラミ織りを蚊帳に採用し、麻の風合いを損なうことなく丸洗いができる蚊帳を開発しました。「菊紋和蚊帳」は本物仕立て。
純麻100%の糸を用いてカラミ織りで織り上げています。 丈夫で洗濯にも耐えられます。
風通しが良く涼感をもたらせてくれます。
お客様のご要望に合わせて別誂えも承ります。 いつまでも大切に使っていただくため、修理補修を承ります。



カラミ織りの蚊帳は涼しい!



「蚊帳の材質と生活快適性の評価」と言う題目で静岡大学と菊屋は共同研究を実施しました。
三島さんオリジナルのカラミ織の蚊帳は伝統的な平織の蚊帳と比べて強度がありました。
蚊帳内外への通気性に優れ官能評価結果でも従来の蚊帳に対して涼しいという評価が出ました。

従来の平織でなく、縦糸を絡ませながら横糸を固定していく新しいタイプの麻100%の蚊帳生地です。
21世紀、私どもはカラミ織を蚊帳に採用し、麻の風合いを損なうことなく丸洗いが出来る蚊帳を世に送るようになりました

戦後の生活変化により防虫目的の蚊帳の需要は減少し蚊帳が無くなったかのように思えましたが、21世紀になって見直され、快適な生活を演出する生活用具として需要が復活しつつあります。

しかし、この蚊帳の機能は諸説あるが化学的に評価された事例は皆無に近く、今後の需要を喚起する上でも科学的な実証が求められました。

20世紀までの蚊帳は縦糸・横糸を交互にあわせただけの平織の生地でした。
平織の蚊帳生地では網目が壊れないようにするためでんぷんのりで固めていました。そのために、蚊帳を洗うことはご法度とされていました。